今でも、バイクが通ると、脳が破裂するかと思います。
でも、普通の方には分からないですよね、きっと(笑)
今日は、そんな私が、聴覚過敏だと気付いてから、普通に生活できるようになるまで、どんな工夫をしてきたか書いていきます。
聴覚過敏でお困りの方、何か参考になればと思います。
聴覚過敏は、リラックスが大事なのです。
私の聴覚過敏症状。。。面倒です(笑)
聴覚も含めて、感覚過敏の症状は発達障害の方には多いようですね。私もアスペルガーと診断されていますが、感覚過敏の症状は以前から気になっていました。
- 繁華街や駅では、音が拾えないので電話ができない。電車アナウンス等も聞き取りづらい。
- 喫茶店、レストランなどの人が集う店だと、目の前の人と、遠くの人の声を同レベルで拾ってしまう。会話にかなり神経を使う。
- バイクの音が特に苦手。道端でバイクに遭遇すると、発狂しそうになる(笑)
- 自宅でも、ソファに座りながらテレビを見て会話をすることができない。(ソファと衣服が擦れる音、テレビの音、会話の音、他にも飲み物を飲む音が全て同レベルで聞こえてしまう。)
- 卓上電気スタンドは特にうるさいです。電気を付けると、”ジー”とか”キー”みたいな音が脳内に響き渡ります。
- 地震の前に地鳴りが聞こえます。(毎回ではないです。)
- 犬笛(周波数の高い音)が聞こえます(笑)
これが良かった!普通に生活するコツ
何かうまい方法はないんだろうか?と考えて、色々やってみました。以下の方法を取り入れてみて、今のところ問題なく良好に暮らしています^^
1.お風呂に入る。
湯舟に入ることが、一番効果があった気がします。入浴が習慣になってから、ご機嫌な日が増え、音に対して過剰に疲れることが少なくなりました。
心理学的にいうと、入浴には、以下2つのメリットがあります。
- 安心感が増える。(心理的な話)
- 筋肉の緊張がほぐれる。(身体的な話)
つまり、心身共に、簡単にリラックス状態が作れるということです。
そして、入浴によってストレスレベルが下がり、音(感覚)に対する許容量も増えたのではないかと考えています。
ストレスを感じることと、音を聞くことは、同じ「感覚」という機能を使っています。だから、感覚の容量を空けておくことで、音への耐性が広がったのかな?と。
お風呂嫌いな方は、大自然に行くとか、アロマキャンドルを使うとかも良さそうですね^^
2.ネックスピーカーを使ってもらう。
我が家は、旦那さんが、大のテレビ好きです(笑)
ですので、今までは、旦那がテレビを見る時は、別の部屋に行っていました。私は、テレビの音がするだけで、不快に感じるので、なるべく聞こえない部屋へ。。。非常に不便極まりなかったのですが、これを解決してくれたのが、ネックスピーカーでした。
ネックスピーカーを付けている人だけが、聞こえます。
じつは、イヤホンやヘッドホンも試したのですが、コードが邪魔とか、蒸れるとか、付けている感じがリラックスできないとか、問題ばかりでした。
我が家のネックスピーカーは、大体半径1メートルぐらいしか音が聞こえません。別の部屋に移動する必要もなくなり、かなり重宝しています。
これでテレビ問題から解放されました(笑)
3.外出時は、休憩時間も加味しておく。
やはり、外出時は音の制限が難しいです。人に会う場合は、なるべく個室で、人の少ない駅で、人の少ない場所にしています。
それでも、完全に回避することはできないので、自分のご機嫌をいかにして満たし続けるか!という考え方に切り替えました。
- 移動時は、エアポッズでノイズキャンセル。
- 待ち合わせ前に、ひと気のないカフェで休んでから向かう。
- 帰宅前も、近くのカフェで休んでから帰路に就く。
とにかく、音にさらされる前後に、休憩を挟んでいます。おかげ様でカフェに詳しくなりました(笑)
リラックスしてますか?
私がやっている方法、3つご紹介してみましたが、最初は抵抗を感じることも多かったです。
「お風呂に毎日洗うなんて、面倒くさい!」
「旦那にこんなことをお願いしてもいいのかな?」
「私、休んでばかりじゃない???」
でも、それらが、一番効果がありました。
リラックスする時間って、本当に大事だったんだ。
今、しみじみと、感じています。
あなたなら、どんなリラックスタイムを過ごしますか?一度、試してみるのも良いかもしれません^^